研究の成果 〜相性のいいカード(手札補充)〜
ドラグニティは莫大な展開力を得た代わりにあまりにも手札消費が激しいテーマとなった。そこで余裕があれば手札補充等行えるカードは採用したい。
みんな大好き貪欲な壺。ドラグニティにおいては貴重なエクストラデッキを回復する手段でもあり実質7アドを稼ぐカードでもある。聖刻で展開したいカードを戻すことにも使えるので基本的には引き得カード。
単純に手札を補充するだけならこのカードが最強。
ドラグニティではレムスの竜の渓谷サーチ効果、竜の渓谷のコスト、ガジャルグの効果、ミスティルの特殊召喚コストなどがトリガーとなり非常に大量ドローを狙いやすい。一例としてここで挙げたレムスから「天球の聖刻印」「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」を展開するルートであれば、最低でも2枚、ガジャルグの効果と竜の渓谷のコスト次第では4枚程度のドローは容易い。「輪廻竜サンサーラ」をガジャルグで落とし、「天球の聖刻印」をリリースしてアドバンス召喚してさらに展開するルートならば最低4枚、場合によっては6枚以上のドローも容易い。
デッキを消耗すればするほど多くの枚数をドローできることになるため結果としてはドラグニティやドラゴン族以外の展開に使わなかったカードを引き込むことが増える。
ドローできるタイミングが遅いため事故回避には使えず手札誘発以外は次のターンの布石としかできない点は取り回しが難しいところ。大量ドローできる展開は初動以外では難しいこともあって使うならば初動に合わせて使いたい、逆に言うと2ターン目以降に引いた場合は弱い。
また、先述の通りデッキを消耗すればするほどアドバンテージを得られるため、逆に言うとデッキの消耗がさらに加速する。2ターン目以降にデッキ内の有用な展開札が消えている可能性もある。
採用枚数も難しく継戦能力としてはむしろ落ちるとも言え、扱いの難しいカードと言える。
概ねこのうちの2枚から選択して採用、あるいは初動のことしか考えないネタデッキでは採用されないことも多い。