ロムルス展開パターン考察まとめ
どんな盤面からでも出てきて様々な展開を実現できるロムルスの活用法をまとめてみる。出し方?手札を見てみろ何やっても出るさ。誘発オンリーとかだったらご愁傷様。
条件として考えるべき点は大体次の二つ。
・墓地に何があるか
・手札に何がいるか(主にドラゴン)
手札は主にロムルスの隠された効果(②)を使えるかどうかに関わってくる。
①墓地、手札、召喚権、レガトゥスの特殊召喚まで一切条件なし
どんな状況でも「この程度はできる」という最低ライン。
- ロムルスの①効果で竜の渓谷Aをサーチし発動
- 任意の手札Aをコストに竜の渓谷Aの効果でレムスをサーチ
- レムスの効果で竜の渓谷Bをサーチし発動
- 任意の手札Bをコストに竜の渓谷Bの効果でファランクスをサーチ
- レムスを自己蘇生
- レムスを素材に「守護竜ピスティ」をリンク召喚
- ロムルスの②効果で手札のファランクスを特殊召喚
- ロムルスとファランクスを素材に「スリーバーストショット・ドラゴン」をリンク召喚
- 「守護竜ピスティ」の効果で除外されたレムスを特殊召喚
- 「スリーバーストショット・ドラゴン」と「守護竜ピスティ」を素材に「闇鋼龍ダークネスメタル」をリンク召喚
- 「闇鋼龍ダークネスメタル」の効果で墓地のレガトゥスを特殊召喚
- レガトゥスとレムスを素材にヴァジュランダをシンクロ召喚
- ヴァジュランダの効果でファランクスを装備
- ファランクスの効果で特殊召喚
- ヴァジュランダとファランクスを素材に「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」をシンクロ召喚
最終盤面は、
場:「闇鋼龍ダークネスメタル」、「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」、竜の渓谷
墓地:レムス、ファランクス
手札1枚(先行1ターン目時)
派生パターンとしては、15.で「ヴァレルロード・S・ドラゴン」を出して「スリーバーストショット・ドラゴン」を装備したり、4.でファランクスではなくクーゼをサーチし15.でアラドヴァルを出すパターンや、「守護竜ピスティ」ではなく「ストライカー・ドラゴン」を経由しヴァレルリンク体につなげるパターンなどがある。任意の手札ABどちらかでヴァレットモンスターを落とせる場合、10.で「ヴァレルエンド・ドラゴン」を出すのも強力な選択肢。
②手札にドラゴン族がいる場合
実質的に①の派生。このためドラゴン族の汎用カードは比較的採用しやすい
- ロムルスの①効果でドラグニティの神槍をサーチしロムルスに装備
- ドラグニティの神槍の効果でファランクスを装備
- ファランクスの効果で特殊召喚
- ファランクスを素材に「守護竜ピスティ」をリンク召喚
- ロムルスの②効果で手札の任意のドラゴン族を特殊召喚
- あとは①8.以降と同様
派生パターンも①と同じ。
上記2パターンですが②の効果で出したモンスターはリンク素材に使いえない制限を見落とすという致命的ミスがありましたので使用できませんでした。誠に申し訳ありません。
③墓地にファランクスがいる場合
セナートや竜の渓谷でファランクスを落としたパターン。
- ロムルスの①効果でドラグニティ・グローをサーチ
- ドラグニティ・グローでミスティルをサーチ
- ロムルスをリリースしミスティルを特殊召喚
- ミスティルの効果でファランクスを装備
- ファランクスを効果で特殊召喚
- ミスティルとファランクスを素材に「ヴァレルロード・S・ドラゴン」をシンクロ召喚
- 「ヴァレルロード・S・ドラゴン」の効果でロムルスを装備
制圧として最高レベルである「ヴァレルロード・S・ドラゴン」をロス少なく置けるのはとても有能。
ファランクスではなくクーゼが落ちていた場合、アラドヴァルを出すことになる。実のところ初動で原始生命態二ビルにも対応できるためアラドヴァルを出す方が安定すると思われる。
結局は
①何も準備できないので竜の渓谷サーチからゴリ押し
②少しマシなのでドラグニティの神槍でロスを減らす
③チューナーが問題ないのでドラグニティ・グローで非チューナーを用意
という感じ。もちろん条件がもっと整う前提ならバリエーションが増える。展開するリンクモンスターやシンクロモンスターはドラゴン族で有れば入れ替えは容易。
参考として墓地を肥やすためのガジャルグ過労死ルートも置いておく。条件は手札にレムスやセナートなどガジャルグを出せる組み合わせ、ドラグニティ・グロー。
- 前略、ガジャルグをシンクロ召喚
- ガジャルグで任意のカードを墓地に送る(以下※)
- ドラグニティ・グローでミスティルをサーチ
- ガジャルグをリリースしてミスティルを特殊召喚
- ミスティルの効果でガジャルグを装備
- ドラグニティ・グローの効果でガジャルグを特殊召喚
- ※
- ミスティルとガジャルグを素材に「聖刻龍王-アトゥムス」をエクシーズ召喚
- ガジャルグをコストに「聖刻龍王-アトゥムス」の効果で「レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン」を特殊召喚
- 「レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン」の効果でガジャルグを特殊召喚
- ※
- 「聖刻龍王-アトゥムス」と「レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン」を素材にロムルスをリンク召喚
- ロムルスの効果でドラグニティの神槍をサーチしロムルスに装備
- ドラグニティの神槍の効果でファランクスを装備
- ファランクスを効果で特殊召喚
- ファランクスを素材に「守護竜ピスティ」をリンク召喚(ここでロムルスの②効果で何かを出してもいい)
- ガジャルグとロムルスを素材に「スリーバーストショット・ドラゴン」をリンク召喚
- 「守護竜ピスティ」の効果でガジャルグを特殊召喚
- ※
- 「スリーバーストショット・ドラゴン」と「守護竜ピスティ」、ガジャルグを素材に「ヴァレルエンド・ドラゴン」をリンク召喚
ガジャルグの効果を4回、ドラグニティの神槍でファランクスかクーゼも墓地に送られるため準備としては十分すぎるほど墓地を肥やすことができる。
ガジャルグをレムス渓谷レガトゥスの組み合わせで出している場合は召喚権が残っているので、ドゥクスやセナートからバルーチャをシンクロ召喚して5枚装備、リンク召喚や高レベルシンクロにつなげることも可能。エクストラは枯渇する。
ルート上では簡略化しているが、ガジャルグの効果はあくまで手札へのサーチと手札から墓地に落とす効果なので後続への手札調節も容易。ぜひ墓地に維持してミスティルグローなどで随時蘇生、過労死させていこう。
これからのドラグニティ 〜新規カード編〜
ドラグニティドライブRの情報としてなかなかヤヴァイやつらが公開中。基本的にはドラグニティの戦法を拡張してるという点で高評価。
ドラグニティアームズ-グラム
風属性
レベル8
ドラゴン族/効果
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分の墓地からドラゴン族・鳥獣族モンスター2体を除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。②:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果は無効化され、その攻撃力は自分フィールドの装備カードの数×1000ダウンする。③:相手フィールドのモンスターが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
ATK/2900 DSF/2200
ドラグニティドライブRの新規の中では一番の小物。
汎用的に出せて殴れるアタッカー。打点を大幅に補助できるので足りないなと思ったら検討。
①の効果で自己蘇生が可能。墓地を消耗するのでご利用は計画的に。
②の効果は効果無効と攻撃力ダウンが組み合っているものの、あまり欲張らずにどちらかのついでにもう一方がついてると思って使用していくのが良い。
③の効果は単独ではあまり活用できないのでヴァレルガード・ドラゴンなどのコストにするなど考えていきたい。
レベル10もあることで素材としての用途はかなり絞られる。リンク素材か「レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン」や掃除を終えたアスカロンと合わせ10エクシーズを作る形になる。
竜の渓谷の存在もあり、採用枚数は絞ってよし。
ドラグニティ・グロー
魔法カード
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分のデッキ・墓地からレベル5以上の「ドラグニティ」モンスター1体を選んで手札に加える。②:墓地のこのカードを除外し、「ドラグニティ」モンスターが装備している自分の魔法&罠ゾーンのモンスターカード1枚を対象として発動できる。そのカードを守備表示で特殊召喚する。
今回のヤヴァイ奴その1。
①の効果はミスティルと相性抜群。竜の渓谷でサーチできず墓地に落としても意味のない点を完全に補完。サルベージもでき1枚のミスティルを回していくことも可能。
②の効果もミスティルと相性抜群。ミスティルはドラグニティドラゴン族であればレベルを問わずに装備できるためそれらの疑似蘇生に繋げられる。墓地に送られたターンでも即座に使用できる点も有能。最近その手の縛り多いし。
特殊召喚できるモンスターに制限がないため、グラムで装備した相手モンスターを特殊召喚するのも強力。
類似の効果は永続罠カード「ドラグニティ・ドライブ」でも可能だが、あちらと違い場を埋めずに特殊召喚を狙える点が優秀。ミスティル同様に装備できるバルーチャと組み合わせる場合など永続魔法罠が邪魔になる可能性があり得る。とはいえターンを跨いで使用が可能なことなど一長一短なので使い分けたい。
名称ターン1でもあり、ロムルスのサーチに対応していることもあり、枚数は要検討。基本的にはミスティルと合わせて採用することになる。
ドラグニティナイト-アラドヴァル
風属性
レベル10
ドラゴン族/シンクロ/効果
「ドラグニティ」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手がモンスターの効果を発動した時、自分の墓地から「ドラグニティ」モンスター1体を除外して発動できる。その発動を無効にし除外する。②:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したダメージ計算後に発動できる。その相手モンスターを除外する。③:S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。相手フィールドの魔法・罠カードをすべて破壊する。
ATK/3300 DEF/3200
新規のヤヴァイ奴その2。
ドラグニティナイトの新しいフィニッシャー。アスカロンの妨害型と言える。先手ならとりあえず出しておいていいレベル。迷ったら出しておけ。
ドラグニティドライブR本体ではなく竜渓谷の伝説パックの方についてる。
ドラグニティ-レガトゥス
風属性
レベル4
鳥獣族/効果
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに「ドラグニティ」モンスターまたは「竜の渓谷」が存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:自分の魔法&罠ゾーンに「ドラグニティ」モンスターカードが存在する場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
ATK/1800 DEF/1200
新規のヤヴァイ奴その3。
単純に言っていついかなる状況からも出てきて初動から展開強化まで使えるヤバい奴。ミスティルとは相互互換。
初動では下級ドラグニティの通常召喚に合わせて、中・終盤にはバルーチャなどによるチューナーの大量展開に絡んでシンクロ・リンク召喚につなげることができる。
ミスティルと異なり自身を通常召喚することも選択肢に入り、ドラグニティの神槍の装備先にもなる。また、竜の渓谷でサーチからそのまま特殊召喚につながるのももちろん強力。
一方で特殊召喚に名称ターン1制限がついていること、高レベルシンクロやランク6エクシーズには手間がかかることなどは注意。
どの様な引き方をしても事故らない有能カードだが、サーチができることもあるので採用枚数は絞っても増やしてもいい贅沢なカード。
ドラグニティ-レムス
風属性
レベル2
ドラゴン族/チューナー/効果
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、このカードをS素材とする場合、「ドラグニティ」モンスターのS召喚にしか使用できない。①:このカードを手札から捨てて発動できる。デッキから「竜の渓谷」1枚を手札に加える。②:自分フィールドに「ドラグニティ」モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。このターン、自分はドラゴン族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
ATK/800 DEF/800
新規のとびきりヤヴァイ奴。
「制限経験者の竜の渓谷対応」「ドラグニティ」「ドラゴン族」「レベル2チューナー」「コスト無し自己蘇生」を持ったアトランティスの戦士という完全なイカレコンチキ。
その分注意点も多く、クーゼと同様のシンクロ素材縛りのほか、自己蘇生のデメリットはセナートと違いターン中であることはデッキ構築段階から考慮する必要がある同様の特殊召喚制限がある。また、レガトゥスと違い蘇生の条件は竜の渓谷で満たせない。
レムス→竜の渓谷→レガトゥスの流れは非常に強力で、召喚権を一切使わずにロムルスやガジャルグにつながる。竜の渓谷やガジャルグを活用できる墓地利用型のドラゴン族には出張可能。
何も考えずに3積みしてもいいかなと思うレベル。
現時点でヤヴァイ奴のオンパレードなわけですが、最近のストラクチャーRの傾向では新規は8枚であり、つまり後3枚ほど控えてるわけなんですよね。こえー。
これまでのドラグニティ 〜ロムルス編〜
新規カードも含め、あまりにも重要になってしまったため単独で記事にする。
トークン以外のドラゴン族・鳥獣族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ドラグニティ」魔法・罠カードまたは「竜の渓谷」1枚を手札に加える。②:ドラゴン族モンスターがEXデッキからこのカードのリンク先に特殊召喚された場合に発動できる。手札からドラゴン族・鳥獣族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、効果が無効化され、リンク素材にできない。
ドラグニティ唯一のリンクモンスターであり、これ以降ドラグニティでの需要が一気に増えることが予想されるカード。
理由は二つ。
まず素材のゆるいドラゴン族リンク体であること。
ドラグニティ基本の鳥獣+ドラゴン族チューナーどころか、鳥獣+鳥獣でも、ドラゴン+ドラゴンでもいいとかガバガバすぎるぜ。ファランクスやクーゼにドラグニティの神槍をつけても成立するので、ドラグニティにおいては出せない状況がほぼありえない。
次にリンク召喚時効果による汎用性が非常に高いこと。
竜の渓谷やドラグニティ・グローを経由した実質全ドラグニティモンスターのサーチだけでもおかしいのに、さらにドラグニティの神槍による展開補助も行えるためドラグニティのあらゆる展開パターンにつなげていくことができる。
つまり、どれだけ事故同然の状態からでも、ロムルスを挟むことで、平気な顔で展開につなげることができるというわけである。
この特性は出張パーツ的な考え方もできて、ドラゴン主体のデッキ(あるいは鳥獣とドラゴンが併用されるデッキ)でリンク召喚にロムルスを挟むことで主に汎用性の高い竜の渓谷など少数採用したドラグニティカードに接続する展開手段も可能である。
新しくドラグニティを組みたいになら優先して確保しておくことをお勧めする。
まさかのドラグニティドライブRに再録確定。(2020.8.10)
この ブログ内で触れたドラグニティカードはすべて収録される驚愕の収録内容……
ロムルスを展開できる初手手札パターンをざっくり書き記しておく。
- レムス
- セナートor竜の渓谷+ドラグニティカード
- レガトゥスorドラグニティの神槍+下級ドラグニティ
- ミスティルorドラグニティ・グロー+ファランクスorクーゼorトリブル
- ミリトゥム+アキュリスorパルチザンorピルム
これは手札2枚以下で動くパターンなので、三枚以上あればごり押しで動けるパターンはある(ドゥクス+ミスティル+グローなど)。ゴリ推すかこれが絶望だするかはお好みで。
これまでのドラグニティ 〜シンクロモンスター編〜
ドラグニティはシンクロテーマ。主役であるシンクロモンスター「ドラグニティナイト」を紹介。
ドラゴン族チューナー+チューナー以外の鳥獣族モンスター1体以上
①:このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族の「ドラグニティ」モンスター1体を対象として発動できる。そのドラゴン族モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。②:1ターンに1度、このカードに装備された装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで倍になる。
ドラグニティナイト筆頭。
ファランクスと一緒に8シンクロ、ミスティルと一緒に6エクシーズ、ドラグニティの神槍担いで攻撃力5000フィニッシャーと八面六臂の大活躍。こいつ3枚からドラグニティ始めないといけなかったヤバいVジャンプ応募者全員サービス。
今でこそ枠的な問題や8シンクロの優先度が落ちていることから採用枚数は減っているが、クーゼと合わせてフィニッシャーとなるレベル10ドラグニティナイトにつながるなど新たな強みも増え、変わらず活躍してくれる。
ドラグニティドライブRに付属する竜渓谷の伝説パックに再録確定。コナミ有能。
ドラゴン族チューナー+チューナー以外の鳥獣族モンスター1体以上
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキからレベル4以下の、ドラゴン族または鳥獣族のモンスター1体を手札に加える。その後、手札からドラゴン族または鳥獣族のモンスター1体を選んで捨てる。
ドラグニティを支え続けた縁の下の力持ち。
役割は竜の渓谷に近いが、サーチから墓地に落とす点やサーチ可能な範囲の広さ、モンスターであるが故の素材にしてから蘇生することでの複数回の使用しやすさなど、一度出れば使い勝手は竜の渓谷以上。過労死の予感。
素材制限を除けば鳥獣・ドラゴン族のデッキで幅広く使えるポテンシャルがある。
こいつも書籍特典だったってマジ?
ドラグニティドライブRに付属する竜渓谷の伝説パックに再録確定。コナミ有能。
ドラゴン族チューナー+チューナー以外の鳥獣族モンスター1体以上
①:このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地のドラゴン族の「ドラグニティ」モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。そのドラゴン族モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。②:このカードの攻撃力は、このカードに装備された「ドラグニティ」カードの数×300アップする。
ドラグニティの中では珍しい、純粋なアドバンテージを稼げるモンスター。シンクロ素材2枚からこいつ含めて最大6枚にまで化ける。
昔は装備から利用できるものが少なく、こいつを出すのにレベル6鳥獣やレベル4ドラゴン族チューナーを採用しなければいけないなど苦労の割りに労力が見合ってないとされていたが、その辺りの欠点はクーゼとリンク召喚がまるっと解決した。
元々装備できる範囲も広かったところが新規カードで利用できる様になり展開パターンは増加した。
レベル10ドラグニティナイトも増え、墓地が肥えた終盤にひっくり返す仕事に向いている。
ドラグニティドライブRに付属する竜渓谷の伝説パックに再録確定。ウルトラ以上の輝きを宿したバルーチャを使えるなんて感激……
「ドラグニティ」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分の墓地の「ドラグニティ」モンスター1体を除外し、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。②:S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。EXデッキから攻撃力3000以下の「ドラグニティ」Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
ドラグニティナイト初のしっかりとしたフィニッシャー。
今まで非チューナーの縛りがあったことを考えるとかなり緩い条件。ミスティル、ヴァジュランダ、バルーチャにファランクスやクーゼがつくことで容易に成立する。
除去効果は墓地コストこそ消費するが連射が可能で破壊耐性くらいならすり抜けられる、有能な除去。カウンターや対象耐性がなければ打点を増やしてワンショットすら狙える。
破壊された場合には後続を用意できる。打点的にも再展開的にもバルーチャが適任。
なんとドラグニティドライブRに再録確定。(2020.8.10)
リンク召喚も出てきた今、枠はカツカツ。ヴァジュランダも含め、必要なものを見極め、思い切って諦めることも検討したい。
これまでのドラグニティ 〜魔法編〜
引き続き今までもこれからも活躍するドラグニティカードの紹介。魔法編。罠編はないです。
①:1ターンに1度、手札を1枚捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキからレベル4以下の「ドラグニティ」モンスター1体を手札に加える。
●デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。
ドラグニティのメインエンジン。あらゆる手札を下級ドラグニティに変換できる。
過去にはこいつがないとまともに墓地が肥やせず展開出来なかった時代もあったが、カードプールが増えたいまでは純粋なサーチエンジンとしての強みが大きい。
回数制限も名称ではないため張り直しから複数回使用することもできる。
あらゆる手札をドラゴン族用の愚かな埋葬にする効果を悪用され制限カードまで経験したことがある。
ドラグニティドライブRに付属する竜渓谷の伝説パックで再録確定。
「ドラグニティ」モンスターにのみ装備可能。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:装備モンスターは、攻撃力が装備モンスターのレベル×100アップし、罠カードの効果を受けない。②:自分メインフェイズに発動できる。デッキからドラゴン族の「ドラグニティ」チューナー1体を選び、このカードの装備モンスターに装備カード扱いとして装備する。
竜の渓谷制限に絶望する俺たちに差し込んだ希望の光。
主な用途は②でファランクスやクーゼを装備し展開につなげること。ドラゴン族チューナーに装備した場合でもロムルスに繋げることができ、初動の補助としてかなり優秀。
ただ、セナートとミスティルと同じ欠点を持っていて、デッキ内のドラグニティチューナーが切れたとき、また下級ドラグニティがフィールドにいない時は腐る。
①は忘れられがちだがこの効果のために特に誘発罠にはかなり強気で挑める。
ドラグニティドライブRで再録確定。
このほかにも罠カード「ドラグニティ・ドライブ」があるが今回は省略。上記含めてロムルスからサーチが可能なのが強みなので少数採用するのもアリ。
これまでのドラグニティ 〜メインモンスター編〜
メインデッキで今までもこれからも活躍するドラグニティモンスターたちの紹介。
まず前提。ドラグニティは
ドラゴン族チューナー+鳥獣族=ドラゴン族シンクロ
の式をベースに展開するビートダウンテーマ。非チューナーがドラゴン族になったりリンク召喚やエクシーズ、融合したりもするけど基本は同じ。
そのために、いかにしてドラゴン族チューナーを出すか、ということが大事。
というわけでこの二枚が主役になる。
①:1ターンに1度、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合に発動できる。装備されているこのカードを特殊召喚する。
このカードをS素材とする場合、「ドラグニティ」モンスターのS召喚にしか使用できない。①:フィールドのこのカードをS素材とする場合、このカードのレベルを4として扱う事ができる。②:このカードが装備カード扱いとして装備されている場合に発動できる。装備されているこのカードを特殊召喚する。
ドラグニティ非チューナーはドラグニティモンスターを装備カードとして装備する効果を持つものがいるため、こいつらを装備し、展開するのが基本戦術となる。
徐々にドラグニティシンクロモンスターが増えてきたこと、リンク召喚が発展したことでクーゼのデメリットはかなり小さくなっている。
どういう展開をするか、そのためにはどちらが何枚程度必要かを考え、投入枚数を検討すること。
ファランクスはドラグニティドライブRに再録確定。コナミ有能。
クーゼもドラグニティドライブRに再録確定。(2020.8.10)正気か?
先の2枚のために、以下の様な装備する非チューナーが必要となる。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:手札から「ドラグニティ」カード1枚を捨てて発動できる。デッキから「ドラグニティ」チューナー1体を選び、装備カード扱いとしてこのカードに装備する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はドラゴン族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。②:自分フィールドの「ドラグニティ」カードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードに装備された「ドラグニティ」カード1枚を破壊できる。
特殊召喚からでも良く、墓地が肥えていなくても装備でき、ドラグニティ魔法罠もコストにできる、初動として理想の一枚。
一方でデッキ内のチューナーを引き切った場合などは腐ってしまう。
装備効果使用後にエクストラからドラゴン族しか出せないことには注意。みんな大好きハリファイバーや相性の良いとされるユニオンキャリアーは出せなくなる。
身代わり効果は防御範囲が広いので意外なところで使える、かも。
ドラグニティドライブRに再録確定。(2020.8.10)
このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する「ドラグニティ」と名のついたモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚する事ができる。このカードが手札から召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地に存在する「ドラグニティ」と名のついたドラゴン族モンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。
上級ドラゴン族であるため一部のドラグニティシンクロモンスターにはつながらないものの、ファランクスやクーゼから実質ノーコストで特殊召喚でき、エクシーズも狙える優秀な素材。装備できるドラグニティの幅も広く、今時の名称回数制限もなく、初動から展開強化まで幅広い用途で使える。
下級ドラグニティがいないとゴミになってしまうのは悲しいところ。
ドラグニティドライブRに再録確定。
①:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族の「ドラグニティ」モンスター1体を対象として発動できる。そのドラゴン族モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。②:このカードの攻撃力は、自分フィールドの「ドラグニティ」カードの数×200アップする。
ドラグニティを最初期から支え続けたドラグニティの顔。
上記2種と違い、初動では非常に腐りやすいが、一方で墓地が肥えていれば、手札・フィールドにこれ一枚の状況から展開できる。中・終盤向け。
フィールドのドラグニティカード×200の攻撃力アップは流石に数値が小さいのであまり生きないが、参照する範囲が広いためドラグニティの神槍と合わせて2500までの特殊召喚対策モンスターを処理できる。ギリギリオピオンを処理できない……悲しい…………
ドラグニティドライブRに再録確定。
どれも一長一短だが、それぞれがそれぞれの欠点を補う形になっている。自分の想定している戦術に合わせて採用枚数を検討したい。