深海産竜渓谷備忘録

半年ほどドラグニティのことだけ考えてた生き物の記録です。コメントされれば勝手に参考にします。

新規カード(2020.8.26)について

新規カード8枚目の情報が公開。自分はてっきり今回エクストラいっぱいつけるから新規7枚なんだと思った。

 

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ざっくり2つの使い方ができる超強いカード。

1つ目は自分ターンにデッキからチューナーと鳥獣族を出す展開カードとしての使い方。

2つ目は相手ターンにドラゴン族シンクロモンスターを立てる妨害札としての使い方。

 

1つ目の使い方がまずとても強い。

発動条件から主に後攻1ターン目か先攻2ターン目以降でこちらの盤面をつぶされた状況での使い方になる。要はどちらも不利な状況で、それを返す強力な1手目になる。

この場合シンクロ効果を使うことは少ないと考えられる。理由はバリエーションの少なさ。チューナーと鳥獣族が立っている盤面からはロムルスのリンク召喚もでき、ドラグニティ以外の素材を増やしてシンクロすることも考えられる。

セナート同様の制限はあるが、逆にいうとレムス以下でありこれまでと大きく変わらない制限ともいえる。速攻魔法でもあることから相手ターンエンドフェイズに使用して制限を相手ターンに押し付けるプレイングも可能。

一方でドラグニティ魔法カードなのにロムルスのサーチから使いづらいため少数採用がしづらかったりする面もある。

 

メインデッキに入るドラグニティチューナーのレベルは1~3、鳥獣族は1と3~5なので、極端にいうとレベル2~8のドラゴン族シンクロモンスターを相手ターンに1セットカードから突然たたきつけることができる。これが二つ目の使い方。

とはいえ相手ターンにたたきつけ意味のあるものになると数が限られる。

レベル5以下であればかろうじて「転生竜サンサーラ」、レベル6でも「オリエント・ドラゴン」や「瑚之龍」、ゲイボルグ程度。レベル8はさすがに選択肢が多いがそれでも「ヴァレルロード・S・ドラゴン」「スターダスト・ドラゴン」「閃こう竜スターダスト」あたり、面白いところでは「破戒蛮竜-バスター・ドラゴン」での種族妨害があるが、メインデッキ内にレベル5鳥獣族が必須になることを考えると悩ましいものがある。

一方でレベル7帯は強力なカードがそろっており、対モンスター効果を持つ「クリアウィング・シンクロ・ドラゴン」「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」、対象を取らない除去の「月華竜ブラック・ローズ」「ブラック・ローズ・ドラゴン」が選択肢となる。

これらの理由から、一般的なレベル6や8、10シンクロを行うドラグニティではこの使い方は難しく、専用に近いデッキを構築することになる。

基本的にはレベル4鳥獣族+ギザームでレベル7を主軸にするデッキになると考えられる。

例外的な使い方としては、このカードはあくまで「発動時に」相手のみモンスターがいればよく、「効果処理時の」場のドラグニティモンスターでシンクロ召喚を行うため、このカードにチェーンしてドラグニティモンスターを特殊召喚した場合上記の範囲に含まれない多彩なシンクロを行うことができる。

 

効果の発動条件上、「スターダスト・ドラゴン」や「PSYフレームロード・Ω」などの自分から場を離れるカードとは相性がいい。このカードやセナートは発動前であればエクストラから出すモンスターの種族は問わないため「ブラック・ガーデン」などと絡めて自分からこのカードの発動条件を満たすことも狙える。レムスはお留守番。

またこのカード自体速攻魔法であるので、「バスター・モード」のような場のカードをコストとしてリリースし効果でモンスターを特殊召喚するカードにチェーンして発動したりもでき、狙えるタイミングは少なくない。

「風霊術-雅」のようなカードを使うのもいい。レベル6ドラグニティナイトでもドラグニティ・ヴォイドの条件を唐突に満たしたりできるので、相手の意表を突くいろいろな選択肢があることを頭に入れてプレイしたい。

 

単純に使っても強く、悪用のしがいもある、面白いカードである。

どのようにして使うかを吟味し、デッキ構築を行っていきたい。