深海産竜渓谷備忘録

半年ほどドラグニティのことだけ考えてた生き物の記録です。コメントされれば勝手に参考にします。

研究の成果 〜再評価(ドラグニティナイト)〜

最後にシンクロ・リンクモンスターであるドラグニティナイトについて。

 

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評価:B

良点:回数制限のない除外による除去は強烈無比。打点も十分。破壊時に後続をシンクロ召喚できる効果は疑似的に打ち消し効果に対する耐性となり突破手段としての評価を底上げしている。

悪点:ドラグニティは全体的に対モンスター性能が高く役割として重複する部分は多い。コストも軽くはなくエクストラの枠も悩ましいので優先度を下げがち。

 

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評価:A

良点:ドラグニティナイトの中で数少ない相手ターンの妨害となるカード。条件も軽く、破壊せずに除外するので一部の耐性を突破し再利用を許さない。突破される際は伏せを構えられることは少ないのであまり有効なことは少ないが、伏せ除去効果も相手のリソースを奪い優位を確保するのに役立つ。とりあえず立てておいて損はない。

悪点:展開としてシンクロを踏み台にするかクーゼを使うことが多く枠は取る方、程度。

 

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評価:B

良点:ドラグニティ最大のアドバンテージ源。最大6体のモンスターに化けるその能力はリンク召喚を得て無限の可能性を生み出している。

悪点:展開方法がドゥクス+クーゼにほぼ限定される点。最近はギザームの採用で両方とも採用枚数が減っているので出す方法の採用率は落ち、その後の展開もあまり強く動けない。

 

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評価:C

良点:ピーピングエクストラデッキ破壊というあまり数のない効果をエクストラデッキから出すことができる。また、名称ターン1ではないため蘇生で効果を使いまわせる。

悪点:自分のフィールドのカード1枚に対して相手のカード1枚というコストパフォーマンスの悪さ。またレベル7シンクロというドラグニティではあまりシンクロする機会のないレベル帯と鳥獣族を要求する縛りも選択肢として難しくなる要素。

 

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評価:B

良点:ギザームを用いてレベル10シンクロまで繋ぐ貴重で大事な役割を持つ。装備を外して使用できる効果も相手のデッキによっては刺さり、またアキュリスの効果を相手ターンに能動的に発動できるため独自の使い方ができる。

悪点:ギザーム以外からの展開手段に乏しくギザーム通常召喚から以外では使い道がない点。

 

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評価:C

良点:ドラグニティ内の貴重な戦闘突破要因。墓地次第だが4000超の打点を出せる。ターン終了時まで効果があるので特に複数回攻撃付与効果と相性がいい。そのため相手ターンでも戦闘突破はそうそう許さない。

悪点:純粋なドラグニティでは3800程度しか打点が出ず、自分ターンに限ればヴァジュランダと同じ程度となる。上昇量は墓地に依存し、すでに場にいるモンスター効果であるため奇襲性が薄い。デッキ内の鳥獣族密度も下がっており効果的に使うのは難しくなっている。そもそも対モンスター性能の高いドラグニティでモンスターを交戦で処理する必要は少ない。

 

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評価:S

良点:下級鳥獣・ドラゴン族全てをサーチ・墓地送りできる圧倒的汎用性。効果処理の順番的に墓地に送られた時に誘発する効果もほぼタイミングを逃さず利用できる。展開の起点・補助・フィニッシャーへの繋ぎ・後続の準備とあらゆる役割をこなせる。他テーマにも接続でき様々な構築を安定的に行える最強のエンジン。しかも回数制限も名称ターン1ではないため蘇生するたびに使え、各種蘇生を真っ先に当てる選択肢となる。

悪点:汎用性に対してドラグニティ初期特有の縛りが厳しい。今でこそレムス渓谷レガトゥスの流れでシンクロ召喚自体は容易だが、その場合エクストラの制限もかかる。汎用性のわりに出張とするには難しい立ち位置。

 

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評価:B

良点:ファランクスやクーゼを条件にリソースを消費せずに展開へつなげられる点。また、装備を外して使用できる効果も安定的に発揮できる打点としては最大クラスであり意外と様々な状況を打破できる。

悪点:ギザームの採用によりファランクスやクーゼの採用数が減っておりメリットを活かせることが少ない。ギザームの採用と合わせてゴルムファバルと選択する形になる。

 

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評価:C

良点:シンクロ召喚時以外でも装備効果を使える点、場所を問わず墓地に送られた場合にドラグニティに装備される効果と恒久的にアドバンテージを取る能力に優れる。特に装備カードをコストとするカードとは相性がいい。シンクロ条件もドラグニティチューナーのみであり、他テーマとの複合デッキとした際にシンクロ素材になる際に条件があり、レベル2としてしか使えないレムスを使用する際の有用な選択肢となる。

悪点:チューナーである点。せっかくのシンクロ召喚以外でも装備できる効果も、連続シンクロに使用できない。今ならリンク召喚もあるので緩和こそされているがせっかくのアドバンテージも選択肢はかなり少なくなってしまう。ドラグニティのシンクロは基本6以上でありシンクロチューナーである点はあまりメリットにならない。

 

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評価:S

良点:ガバガバのリンク召喚条件と、実質全ドラグニティカードにアクセスできるサーチ範囲を持つ最強のドラグニティナイト。何よりあの竜の渓谷にアクセスできることでドラグニティに無類の安定性と爆発力を備えることができる。

悪点:名称ターン1がついていることくらいかな……。

 

基本的にはロムルスとガジャルグ、エクストラの枠は厳しいため、あとは要点を絞って採用する形となる。