深海産竜渓谷備忘録

半年ほどドラグニティのことだけ考えてた生き物の記録です。コメントされれば勝手に参考にします。

霧の谷の幼怪鳥について

ドラグニティドライブR発売から2週間、異常に高騰した霧の谷の幼怪鳥について記録しておく。

 

霧の谷の幼怪鳥

風属性 レベル2 

鳥獣族・チューナー

このカードが手札から墓地へ送られた時、このカードを墓地から特殊召喚できる。

ATK/400 DEF/600

 効果はシンプル。手札から墓地に送られたら出てくる。

ここの記事に置いておく以上ドラグニティでの使い方について語るが、それもまたシンプル。ガジャルグの効果で墓地に送り、墓地送り効果を疑似的にリクルート効果に変換する使い方だ。

一見、竜の渓谷のコストなどにも使えそうなテキストに見えるが、そんなカードなら逆にこの程度ではすんでない。遊戯王最大の謎、「『時の任意効果』なのでタイミングを逃す」が該当するカードなので、コストなどの時は効果を使えない。なのでドラグニティにおいてはガジャルグの効果で手札を経由し墓地に落としたときのみ使用できる。

ガジャルグの墓地送り効果をフィールドに変換するという意味では「BF-精鋭のゼピュロス」と役割が近い。異なる点としては、レベル、属性、チューナーかどうか、回数制限があるかどうか、バウンスできるかどうかが上がる。もっと具体的にいうと、竜の渓谷を再利用できるか(神槍なども展開効果を使用したのちにアラドヴァルなどの強化に回したりできる)、シンクロ素材(各種制限があるので採用するかはわからないがハリファイバーも)として使えるかどうかとなる。

シンクロ素材とする場合、大体の場合はガジャルグと合わせてレベル8シンクロ、特に「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」を出すことになると考えられる。この用途のみに限ればヴァジュランダ+ファランクスでも同じことができるが、ファランクスを用意できない、していないタイミングに手札誘発をケアするためには有用。またガジャルグはヴァジュランダと異なりシンクロ召喚時以外も効果を利用でき、ガジャルグを蘇生してレベル8シンクロを連打する使い方であれば2枚以上の採用も検討できる。

ただ同時に「霧の谷の幼怪鳥」を特殊召喚する(「BF-精鋭のゼピュロス」も同じだが)ということは墓地の準備は進んでいないという事でもある。墓地にファランクスやクーゼ、ギザームを貯めていれば、ドゥクス+クーゼからバルーチャを出すことで同数のチューナーを出すことができ、盤面を崩された後に返しやすい。アスカロンやアラドヴァルを出すためには基本的にクーゼを使うことを考えるとガジャルグの効果をむやみに「霧の谷の幼怪鳥」に使うのもどうかと思う。

「BF-精鋭のゼピュロス」の2枚目、盤面で最後にガジャルグのみが残った場合、手札状況に依存せずレムス渓谷レガトゥスから手札誘発をケアする場合など、1枚あれば便利だが、2~3枚採用する価値があるかはよく考えたい。

 

 

 

 

真面目にいうと、これ3積み必須という考え方は、ヴァジュランダが出る以前、100歩譲ってクーゼやアスカロンが出る以前の古い考え方ではないかと思う。