新規カード(2020.8.10)について
新規カード6~7枚目の情報が出ましたね。俺は当日見逃してた。
これらについての検討。
ドラグニティ・ドラフト
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:このカードの発動時に、自分の後のレベル4以下の「ドラグニティ」モンスター1体を対象にできる。その場合、そのモンスターを手札に加える。②:このカードが魔法&罠ゾーンに存在し、元々のレベルが5以上の自分の「ドラグニティ」モンスターが攻撃する場合、そのモンスターはダメージステップ終了時まで相手の効果を受けない。
下級ドラグニティのサルベージと限定状況で相手の効果を受けないようにする効果を持つ永続魔法。
下級ドラグニティは通常召喚から動くものも少なくないのでサルベージというのは有用。とはいえ蘇生もできてもいいのよと物足りなく感じなくもない。レガトゥスとはマブダチ。
永続効果は対象とタイミングが限定的だけどあれば得、といった感じ。ドラグニティの神槍と役割が若干被っている感じもある。
当然のようにロムルスでサーチできるので少数採用したり、あるいは複数積んでコストとしての役割を持たせるなど何かと小回りの利くイメージ。
……ところでこいつら、鳥人じゃなくて鳥型鎧を着た人だったのね。
ドラグニティ・ヴォイド
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分フィールドに「ドラグニティ」Sモンスターが存在し、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。その発動を無効にし除外する。自分フィールドにレベル10の「ドラグニティ」モンスターが存在する場合、さらに自分のフィールドの「ドラグニティ」モンスター1体を選び、その攻撃力を表側表示で除外されているカードの数×100アップできる。
ドラグニティ用カウンター罠。条件はドラグニティSモンスターで対象は魔法・罠カード。無効にしたあと除外するところはアラドヴァルの魔法・罠版といった印象の効果。
ドラグニティは基本的にシンクロモンスターで殴るテーマなので、条件は容易……と言いたいが、ドラグニティシンクロモンスターである必要があるので、ヴァジュランダやミスティルを使ったレベル8シンクロは使えず、主にアラドヴァル、アスカロン、場合によってはガジャルグあたりで条件を満たすこととなる。逆にそのあたりがフィールドに立っているときの伏せにはこのカードの圧力を見せることもできる、かも。
おまけの攻撃力上昇効果は効果量も本当に少ないので採用時には意識しないほうがいい。実際に使う際にコンバットトリックとしても使えるというのを覚えておけばいい程度。
ロムルスの効果でサーチもでき、相手に見せることにはなるものの少数採用でも使える。ドラグニティは全体的に対モンスター性能が高いテーマなのでその穴を埋めることができるこのカードはとてもいいカードだと思う。
総じて目が飛び出るほどの効果ではないが、今まで足りなかった穴を埋める有能なカードと感じた。採用枚数はいろいろな考え方ができそう。
ところでもう一枚新規あります?正直なくても十分満足。