深海産竜渓谷備忘録

半年ほどドラグニティのことだけ考えてた生き物の記録です。コメントされれば勝手に参考にします。

バーストオブデスティニーについて

新弾が出て少し経ちましたが、いや最近のカードはワクワクするものが多くて困りますね。

今回はそんな新弾「バーストオブデスティニー」から、ドラグニティに組み込めそうなものの紹介をしようと思います。

 

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まずはヴァレット・ヴァレルの強化。

過去のヴァレット・ヴァレルと同様にドラグニティとの親和性は高いものが多い。

「ヴァレット・キャリバー」は「ヴァレット・トレーサー」同様にレベル4チューナーのヴァレットとして採用できつつ効果はより汎用的なのでヴァレットを最低限のみ採用するパターンではより扱いやすいと言える。

「デュアルウィール・ドラゴン」は竜の渓谷から直接「ラピッド・トリガー」「ヘヴィ・トリガー」をサーチできるようになり、ドラグニティのギミックから直接融合及び儀式につながるのは革新的。

「ヴァレルロード・R・ドラゴン」は墓地から自身のサルベージもできる、実質的に竜の渓谷からのサーチもできて扱いやすい儀式モンスター。特殊召喚無効効果は魔法罠対策よりは優先度が低いものの永続効果持ちのシンクロモンスターやエクシーズモンスター、リンクモンスターを対策できる。永続効果持ちには致命的なカードも多く、そのほかにも確実にアドバンテージを稼がれるフリーチェーン除去持ちなどにも特殊召喚そのものを許さないのは有能。また、基本的に「ヘヴィ・トリガー」から儀式召喚されるのでその耐性を得られ、想定より強固な妨害能力となる。

「ヴァレルコード・ドラゴン」は貴重なドラゴン族のリンク3アタッカーであると同時にトポロジックへの展開効果も持つため、主に盤面を返すためのほか、擬似制圧盤面を展開することもできる。リンク3というのは非常に扱いやすく、ロムルスに神槍をつけるだけで成立したり、バルーチャに2体ドラグニティチューナーを装備しても成立する。容易な条件で出てくるこのカードは除去や耐性がなくとも攻撃力2500の十分な打点の活躍が期待できる。

 

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「トランソニックバード」はガジャルグからサーチできる儀式モンスターでありその効果により相手ターンのデッキ儀式召喚が可能という面白い効果を持っており、「ヴァレルロード・R・ドラゴン」同様に儀式召喚へのアクセスという道の領域が期待できる。あくまでデッキの儀式魔法をコピーするだけであり、基本的には手札に儀式モンスターをサーチする必要があるが、「幼精竜ラルバウール」などを駆使して状況を整えたい。そのほか墓地へあらゆるドラゴン族を落とせる竜の渓谷を利用して「オッドアイズ・アドペント」などで墓地からドラゴン族儀式モンスターを儀式召喚するのも面白い。

「トランソニックバード」の効果には一切名称ターン1などの制限はないため、自身をリリースしもう一体の「トランソニックバード」を儀式召喚し③の無効効果を打ちつつさらに儀式召喚を構えることもできる。

「音速を追う者」の②の墓地肥やしもなかなか有能なのでこれを墓地に落とすために「トランソニックバード」を繰り返し儀式召喚するのも面白いかもしれない。

 

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「相剣大公-承影」は縛りのないレベル10シンクロモンスターであり、「フルールド・バロネス」などと同様の汎用シンクロモンスターとして使用できる。ドラグニティは基本の展開上で割と除外を挟むため割と打点を出せる。アラドヴァルやヴォイドで除外すると③の効果でさらに除去を行えるため、制圧の補助にもなれる。効果破壊への疑似耐性もありバランスがいいカードであると言える。ドラゴンにならねえかなぁ……。

 

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烙印カードは「烙印竜アルビオン」でもサーチができ、「烙印の気炎」はその中でもさらなる展開を期待できる。「烙印竜アルビオン」自体は比較的融合しやすく効果でさらなる融合に繋げられるカードなのでこのカードの採用は一考の価値がある。

 

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かなり汎用性が高いサーチカードであり、ドラグニティにおいては各種風属性汎用カードを経由することでほぼ万能サーチとなる。間に挟むカード次第では様々なサーチを期待できるため、特殊なデッキでの安定感向上も期待できるが、逆に都合がいいカードがない場合は2対1交換ということもあり腐りやすいので大人しく壺系カードを採用した方が良いだろう。

 

そのほかふわんだりぃずなども検討したが、特殊召喚ができないことと先行制圧をする性質が食い合っている点からかみ合いが良くないと感じている。面白いテーマなのは間違い無いので今後も検証を行いたい。

バーストオブデスティニーについて

新弾が出て少し経ちましたが、いや最近のカードはワクワクするものが多くて困りますね。

今回はそんな新弾「バーストオブデスティニー」から、ドラグニティに組み込めそうなものの紹介をしようと思います。

 

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まずはヴァレット・ヴァレルの強化。

過去のヴァレット・ヴァレルと同様にドラグニティとの親和性は高いものが多い。

「ヴァレット・キャリバー」は「ヴァレット・トレーサー」同様にレベル4チューナーのヴァレットとして採用できつつ効果はより汎用的なのでヴァレットを最低限のみ採用するパターンではより扱いやすいと言える。

「デュアルウィール・ドラゴン」は竜の渓谷から直接「ラピッド・トリガー」「ヘヴィ・トリガー」をサーチできるようになり、ドラグニティのギミックから直接融合及び儀式につながるのは革新的。

「ヴァレルロード・R・ドラゴン」は墓地から自身のサルベージもできる、実質的に竜の渓谷からのサーチもできて扱いやすい儀式モンスター。特殊召喚無効効果は魔法罠対策よりは優先度が低いものの永続効果持ちのシンクロモンスターやエクシーズモンスター、リンクモンスターを対策できる。永続効果持ちには致命的なカードも多く、そのほかにも確実にアドバンテージを稼がれるフリーチェーン除去持ちなどにも特殊召喚そのものを許さないのは有能。また、基本的に「ヘヴィ・トリガー」から儀式召喚されるのでその耐性を得られ、想定より強固な妨害能力となる。

「ヴァレルコード・ドラゴン」は貴重なドラゴン族のリンク3アタッカーであると同時にトポロジックへの展開効果も持つため、主に盤面を返すためのほか、擬似制圧盤面を展開することもできる。リンク3というのは非常に扱いやすく、ロムルスに神槍をつけるだけで成立したり、バルーチャに2体ドラグニティチューナーを装備しても成立する。容易な条件で出てくるこのカードは除去や耐性がなくとも攻撃力2500の十分な打点の活躍が期待できる。

 

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「トランソニックバード」はガジャルグからサーチできる儀式モンスターでありその効果により相手ターンのデッキ儀式召喚が可能という面白い効果を持っており、「ヴァレルロード・R・ドラゴン」同様に儀式召喚へのアクセスという道の領域が期待できる。あくまでデッキの儀式魔法をコピーするだけであり、基本的には手札に儀式モンスターをサーチする必要があるが、「幼精竜ラルバウール」などを駆使して状況を整えたい。そのほか墓地へあらゆるドラゴン族を落とせる竜の渓谷を利用して「オッドアイズ・アドペント」などで墓地からドラゴン族儀式モンスターを儀式召喚するのも面白い。

「トランソニックバード」の効果には一切名称ターン1などの制限はないため、自身をリリースしもう一体の「トランソニックバード」を儀式召喚し③の無効効果を打ちつつさらに儀式召喚を構えることもできる。

「音速を追う者」の②の墓地肥やしもなかなか有能なのでこれを墓地に落とすために「トランソニックバード」を繰り返し儀式召喚するのも面白いかもしれない。

 

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「相剣大公-承影」は縛りのないレベル10シンクロモンスターであり、「フルールド・バロネス」などと同様の汎用シンクロモンスターとして使用できる。ドラグニティは基本の展開上で割と除外を挟むため割と打点を出せる。アラドヴァルやヴォイドで除外すると③の効果でさらに除去を行えるため、制圧の補助にもなれる。効果破壊への疑似耐性もありバランスがいいカードであると言える。ドラゴンにならねえかなぁ……。

 

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烙印カードは「烙印竜アルビオン」でもサーチができ、「烙印の気炎」はその中でもさらなる展開を期待できる。「烙印竜アルビオン」自体は比較的融合しやすく効果でさらなる融合に繋げられるカードなのでこのカードの採用は一考の価値がある。

 

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かなり汎用性が高いサーチカードであり、ドラグニティにおいては各種風属性汎用カードを経由することでほぼ万能サーチとなる。間に挟むカード次第では様々なサーチを期待できるため、特殊なデッキでの安定感向上も期待できるが、逆に都合がいいカードがない場合は2対1交換ということもあり腐りやすいので大人しく壺系カードを採用した方が良いだろう。

 

そのほかふわんだりぃずなども検討したが、特殊召喚ができないことと先行制圧をする性質が食い合っている点からかみ合いが良くないと感じている。面白いテーマなのは間違い無いので今後も検証を行いたい。

ドラグニティから見たサイバー・ダーク

※これはドラグニティのことしか考えてない生き物の偏見の塊を記事にしたものです。

 

これはドラグニティに他のテーマをタッチ、複合させる際の参考にするための記事です。基本的にはドラグニティを主体として、その戦法の拡張となるかどうかを考えています。

ドラグニティは結構な展開力を持ち、2〜3ターンに限れば後続も補充しやすいテーマではあるものの、一連の展開が終わった後ではデッキ内の選択肢は大きく削れており継戦能力は弱いというのが使ってる身からの感想です。また、ヴォイドで対応はできるものの、魔法罠への対策が非常に薄いためそこを補えるものは優先的に採用したいところです。その他ドラグニティだけだと採用しづらいフリーチェーンの妨害や対象を取らない除去などは魅力的です。

 

その上でドラグニティとサイバーダークを組み合わせる魅力は以下の通り。

  1. 装備魔法をコストに回数制限のなく範囲の広いカウンターを使える「鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン」
  2. 攻撃力5000と複数回攻撃に強力な耐性と圧倒的な決着力を持つ「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」
  3. 「サイバーダーク・ワールド」と機械族下級サイバー・ダークによる追加の展開
  4. 装備状態で効果を利用できるドラゴン族ドラグニティを利用できる各種サイバー・ダークサポートの共有

  

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フィニッシャークラスの2体はどちらもドラグニティ単独を大きく超えた出力を出せる強力な選択肢。

特に「鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン」はコストの装備カードを自分に装備している必要はないため各種方法で装備カードを用意できるドラグニティと相性が良い。ハールーンを2回分のコストにしたり、アキュリスで破壊を重ねたり、ドライブで展開・コスト稼ぎなどを繰り返したり、通常のドラグニティとは違う選択肢が挙げられる。

それぞれ先手と後手でとても強力なこともあり対応できる状況が大きく広がる。

一方でそもそも展開することは簡単ではなく、ドラグニティの展開の都合上「サイバネティック・ホライゾン」が使用できないこともあり特に墓地肥やしが厳しい。「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」も「ドロドロゴン」などを用いた正規融合を狙うことになる。

 竜の渓谷やガジャルグでも墓地を肥やせるのでルートを構築する際には頭に入れておきたい。

 

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昔から考案されていた機械族下級サイバー・ダークとドラゴン族ドラグニティを組み合わせた展開は近年ドラグニティのサポートが増え、召喚権が貴重となることで価値を失っていた。

しかし「サイバーダーク・ワールド」の登場によりサーチと追加の召喚権を得たためそれを利用して展開を増やすことができるようになり、その展開にはその頃考案されていた機械族下級サイバー・ダークによってファランクスを装備する展開が最も有用であると考えられる。過去の展開が一周回って進化した気持ちだ。

ファランクスが墓地にいる状態であれば「サイバーダーク・ワールド」やそれをサーチできる「サイバー・ダーク・クロー」から通常の召喚権を使用せず汎用的なレベル6シンクロやリンク2を展開できるわけで展開の幅は大きく広がる。

「ドロドロゴン」などを展開することで実質的に「サイバーダーク・ワールド」を融合代用効果を含むフィールド融合効果として扱うこともできる。これぞ裏サイバー流ドラグニティ・フュージョン

ハールーンはこの場合もシンクロでき、ファランクスを自分に装備しロムルスに繋いで装備カードになれるなど非常に使い勝手がいい。

その他では「甲纒竜ガイアーム」は墓地のシンクロモンスターエクストラデッキに戻して再展開を狙えるようにするとともに、融合体サイバー・ダークの装備枚数を増やしてさらにドローも狙える。展開する余裕がない場合も「サイバー・ダーク・クロー」を装備し攻撃することで直接エクストラデッキから墓地に送って装備カードにすることはできるなど、まさに八面六臂の活躍が期待できる。

 

上記ではハールーン、アキュリス、ファランクスを挙げたがサイバー・ダークによって装備カードとなる機会が増えるため装備状態で効果を持つカードは全体的に使用できる機会が増える。特殊なところではパルチザンでサイバー・ダークモンスターをチューナー化すると言ったような展開も狙える。

また、そのほかのドラゴン族も竜の渓谷とガジャルグで墓地に落としやすく通常のサイバー・ダークより装備カードの幅が広い。

 

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現在のサイバー・ダークの起点となる「サイバー・ダーク・クロー」にガジャルグや、「天球の聖刻印」と「幼精竜ラルバウール」によってアクセスしやすいため通常のサイバー・ダークより安定しつつ、上記の通り決定力と展開の幅が通常のドラグニティより増すため両テーマを補い合う良い組み合わせなのではないかと思っている。ぜひ今後も研究していきたい。

ペンデュラムモンスターについて

今回は相性のいいペンデュラムモンスターについて書いていきたい。

ペンデュラムモンスターは準備さえできれば手札やデッキに依存せずある程度の展開が可能となる点でドラグニティの欠点を補える存在といえる。

一方で特殊召喚するモンスターのほかにスケールとなるペンデュラムモンスターも必要でありある程度の枠をとって採用したい。 ドラゴン族が非常にアクセスしやすく採用しやすい。鳥獣族もアクセス可能であるものの、有用なカードが少ないため扱いは難しい。

 

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このカードは単独でも特殊召喚が可能であり、竜の渓谷ですぐに準備できるという点で相性のいいカードといえる。

一方で、竜の渓谷から特殊召喚するレベル4非チューナーモンスターとしてはレガトゥスと役割が重複しており、「ドラグニティではない(レムスなどの要件を満たさない)」「鳥獣族ではない(ガジャルグの素材にならない)」「特殊召喚条件がより厳しい(前提として竜の渓谷がある以上、レガトゥスの特殊召喚は実質条件がない)」「単独では再利用が難しい(エクシーズ素材以外ではエクストラデッキに行くため、墓地利用より選択肢が狭く有効活用しづらい)」といった点で劣っており、単独ではレガトゥスが優先されてしまう。 そのため、採用する場合はレガトゥスと併用することやドラゴン族を活かすこと、ペンデュラム召喚で使い減りしないことを意識して組み込みたい。単独であっても手札から竜の渓谷のコストとした場合は非常に有効なカードである。

ペンデュラム召喚することを考えた場合、もう一つの効果で覇王門をサーチしスケールを用意できることは非常に有能。制限のない「覇王門零」はスケール0なため高いスケールを持ったカードを組み合わせたい。

 

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厳密にはペンデュラムモンスターではないが、召喚条件的にペンデュラムモンスターと切り離せないのでこの機会に書いておく。

このカードを入れるためだけにペンデュラム要素を入れる価値がある、最高に悪用できるカード。墓地のカード名・効果をコピーできる能力は古今東西いかようにも悪用でき、その力はかの禁止カード「The tyrant NEPTUNE」からも察しが付く。 相手ターンまで持続はしないものの、名称ターン1もなく複数特殊召喚した場合はそれぞれ効果を使えるため、やはり使い道は多い。

よくある使われ方では後述の「超天神龍オッドアイズ・レヴォリューション・ドラゴン」の効果をコピーし全体除去、打点上昇に自身の貫通効果付与を重ねて確実にフィニッシュを通しに行くものがあるが、やはり強力。 名称もコピーしてしまうため同一ターンには使用できないが、前のターンに使用した「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」をコピーするのも単純だが強力。その他起動効果のコピーは大体強い。 ドラグニティにおいてはガジャルグとなってレムスを墓地に送りそのまま特殊召喚、レベルは変更されないことを生かしてレベル10ドラグニティナイトをシンクロ召喚することもできる。その他にもメインデッキのドラゴン族であれば竜の渓谷からアクセスできるため選択肢は幅広い。

召喚条件は闇属性ペンデュラムモンスター×2ではあるが、ドラゴン族ペンデュラムモンスターは大半が闇属性であるため大きく意識する必要はない。

 

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あらゆる効果に利用価値のある捨てるところのないカード。

まず手札から捨ててレベル8以下のドラゴン族ペンデュラムモンスターをサーチする効果。先述のとおり「覇王眷竜ダークヴルム」は初動の手札にあったほうが強力なためその枚数を4倍にできるだけでも優秀。また、このカードを墓地に送ることができるので「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」のコピー効果の対象とする準備も整う。サーチ範囲も広く、不足している要素を状況に応じて補うことのできる柔軟な効果。

召喚条件が厳しく全体除去効果と打点上昇効果はそのままだと使いづらいが、上述の「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」にコピーさせることで利用可能。全体除去効果は墓地や魔法罠にも影響を与えるが、手札は影響を受けないため、竜の渓谷でレムスをサーチすることで自分の被害を軽減できる。また、デッキやエクストラデッキを回復できるメリットととることもでき、「貪欲な壺」と似たような役割を持たせることもできる。その場合ドローソースとしては「超再生能力」のほうが望ましい。「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」の特殊召喚もリリースなため、少なく見積もっても3枚、十分以上のドローが狙える。とはいえ全体除去と2800+αの攻撃がある以上、そこまでするのは過剰かもしれない。

さらにペンデュラムスケール12という貴重な高いスケール持ちであり、ペンデュラム召喚を行う際は必須ともいえる。ドラゴン族しか出せない制限はドラゴン族以外をあまり採用しないため大きな影響はない。

ペンデュラム効果は自身をコストにガジャルグなどを蘇生でき、ドラグニティで扱いに困ることはない。この効果を使用した後はエクストラデッキに行くもののそこから再利用は難しいためその後の展開を考えて使いたい。

このように初動、展開補助、フィニッシャーの準備とあらゆるタイミングで使用できるため、ペンデュラム召喚を使用する場合はフル採用、可能であればこのカード自体のサーチ手段も用意したい。「聖刻龍王-アトゥムス」から「幼精竜ラルバウール」を特殊召喚することなどが採用しやすい。

 

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墓地の光属性・闇属性をコストに手札・エクストラデッキから特殊召喚できるペンデュラムモンスター。ペンデュラム召喚に依存せずエクストラデッキから特殊召喚できる点が非常に有能。

ペンデュラム効果で自分をエクストラデッキに置きつつ除外されているドラゴン族をサルベージできる。ドラグニティはレムスや「輪廻竜サンサーラ」、グラムなどで除外される場合が少なくないのでそれを再利用可能にするのは展開の幅を広げる。

特殊召喚した後は主に攻撃力3000を活かしたアタッカーや闇属性ドラゴン族を活かして「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」の素材やリンク召喚に使用するのもいい。

除去効果は除去としてはかなり扱いづらいので自分のモンスターをコストにする引導火力として使った方がいいかもしれない。

スケールは1なため少し利用しづらく、効果も有用だが若干限定的、「超天神龍オッドアイズ・レヴォリューション・ドラゴン」でサーチできるので少数採用し必要に応じてサーチするとよい。

 

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各種オッドアイズは闇ドラゴンがほとんどであり非常にアクセスしやすく、「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」の素材にしやすい。
オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン」はガジャルグでもサーチ可能でアクセスしやすい高スケール持ちであり単純にペンデュラム召喚に利用しやすい。ペンデュラム効果は流石に限定的な使い方になるものの「超天神龍オッドアイズ・レヴォリューション・ドラゴン」を使い回したりできるので無駄にならない。

オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン」も同様に高いスケールを持つものの、アクセスでは「オッドアイズ・ミラージュ・ドラゴン」に劣るので、どちらかというとフィールドで素材となる点を生かしていきたい。覇王門を含むレベル7のペンデュラムモンスターはギザームなどと合わせてランク7エクシーズやレベル10シンクロなどの素材として扱いやすい。スケールとして使用する場合は効果も活かすため多めにオッドアイズを入れておきたい。

オッドアイズ・ファンタズマ・ドラゴン」はスケールは低く扱いづらいものの、ペンデュラム効果はエクストラデッキからのサルベージで使いやすく数少ないレベル8であるため独自の展開選択肢となる。

 

 

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竜剣士・竜魔王は全てレベル4のためアクセスが容易。スケール的にも5がレベル7を出すときの下スケール、レベル4を出すときの上スケールとなれるためこの2枚がおすすめ。通常モンスターであることを活かせるなら「竜剣士マスターP」「竜魔王ベクターP」も良い。

この2枚はペンデュラム効果も優秀で、「竜剣士ラスターP」ならエクストラデッキを肥やせてよりペンデュラムとしての展開力を増やすことができ、「竜魔王レクターP」は限定的だがモンスター効果をメタれる。環境的にはSRに採用される「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」などが狙い目。

闇属性の「竜魔王レクターP」の方が扱いやすいことも含めて検討したい。

 

ルール的に逆風が吹いているペンデュラムモンスターだが、最近のペンデュラムテーマは手札にペンデュラムモンスターを戻して展開する能力も増えているため、そういった強化も可能であれば取り入れていきたいところ。

闇属性ドラゴン族が多いため「幼精竜ラルバウール」でサーチできるものが多く、レベル4以下であればガジャルグ、レベル8以下であれば「超天神龍オッドアイズ・レヴォリューション・ドラゴン」でもアクセスできるので要所に合わせて様々な構築を考えたい。

爆アドローズドラグルート

今回はローズドラゴンを使った爆アドルートをば。

とはいえシンプルな話「レッドローズ・ドラゴン」から「ガーデン・ローズ・メイデン」を出すと爆アドっていだけなんですけどね。一回のシンクロで6アドは意味不明。

ドラゴン族以外をシンクロするのでレムスの特殊召喚は使えないので召喚権でなんとかします。具体的にはレガトゥスに合わせてファランクスやクーゼを通常召喚する、ギザームでレムスを特殊召喚する、昔ながらの墓地にファランクスやクーゼを落としてドゥクスを使う、など。

それ以降の展開はこちら。

  1. ガジャルグの効果で「BF-精鋭のゼピュロス(もしくは「霧の谷の幼怪鳥)」を墓地に送って特殊召喚
  2. 2体でロムルスをリンク召喚
  3. ロムルスでグローをサーチ
  4. グローでミスティルをサーチ
  5. ロムルスをリリースしてミスティルを特殊召喚、ガジャルグを装備
  6. グローでガジャルグを特殊召喚
  7. ガジャルグの効果で「輪廻竜サンサーラ」を墓地に送る
  8. 2体で「聖刻龍王-アトゥムス」をエクシーズ召喚
  9. 「聖刻龍王-アトゥムス」で「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」を特殊召喚
  10. 「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」でガジャルグを特殊召喚
  11. 「聖刻龍王-アトゥムス」「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」で「天球の聖刻印」をリンク召喚
  12. 「輪廻竜サンサーラ」の効果でミスティルをサルベージし「天球の聖刻印」をリリースしてアドバンス召喚
  13. 「天球の聖刻印」で「レッドローズ・ドラゴン」を特殊召喚
  14. ガジャルグの効果で「ガスタ・グリフ」を墓地に送り「ガスタ・グリフ」を特殊召喚
  15. 「レッドローズ・ドラゴン」と「ガスタ・グリフ」で「ガーデン・ローズ・メイデン」をシンクロ召喚
  16. 「レッドローズ・ドラゴン」の効果で「ロクスローズ・ドラゴン」を特殊召喚しつつ「冷薔薇の抱香」を手札に加え、「ガーデン・ローズ・メイデン」の効果で「ブラック・ガーデン」を手札に加える。
  17. 「ロクスローズ・ドラゴン」の効果で「薫り貴き薔薇の芽吹き」を手札に加える

これによりフィールドにガジャルグ、ミスティル、「ガーデン・ローズ・メイデン」、「ロクスローズ・ドラゴン」、さらに墓地次第ではファランクスかクーゼかギザームが並び、手札には「BF-精鋭のゼピュロス」や「ガスタ・グリフ」を蘇生できる札となる「ブラック・ガーデン」、フィールドを空けつつ「薔薇の妖精」などに繋げられる「冷薔薇の抱香」、ローズ・ドラゴンを蘇生しリンク素材などに活用できる「薫り貴き薔薇の芽吹き」が加わる。さらに「ガーデン・ローズ・メイデン」は墓地でドラゴン族シンクロモンスターを蘇生でき、ガジャルグを立てるための2〜3枚が8〜9枚に化けることになる。

エクストラデッキからドラゴン族しか出せない縛りがついていない前提でもあるので、正直このルートが通るならだいたいどんな浪漫も通しに行ける。ミスティルとガジャルグで「聖刻龍王-アトゥムス」も出せるのでさらにドラゴン族にアクセスもできるし、逆にそちらで非チューナーのレベル2を用意してガジャルグで鳥獣族を墓地に落とすことも考慮に入る。

エクストラデッキが許すならばレベル4ドラゴン族を絡めて展開し、余力で「水晶機巧-ハリファイバー」から「塊斬機ダランベルシアン」の4素材ルートであらゆる魔法罠にアクセスすることも考慮に入る。

問題点といえばデッキ内に眠っていて欲しい札が多いことだろうか。実際にデッキにして回すときちんとアドバンテージにならないことも多い。だが、ロマンが形になったものとしては成立率は高い方なのでは無いかと思う。

こういったギミックを使った謎のデッキを作るのも楽しいもの。

 

いくつかこのルートを使ったレシピを置いておくので見てみて欲しい。

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ドラグニティから見たドラゴンメイド

※これはドラグニティのことしか考えてない生き物の偏見の塊を記事にしたものです。

 

これはドラグニティに他のテーマをタッチ、複合させる際の参考にするための記事です。基本的にはドラグニティを主体として、その戦法の拡張となるかどうかを考えています。

ドラグニティは結構な展開力を持ち、2〜3ターンに限れば後続も補充しやすいテーマではあるものの、一連の展開が終わった後ではデッキ内の選択肢は大きく削れており継戦能力は弱いというのが使ってる身からの感想です。また、ヴォイドで対応はできるものの、魔法罠への対策が非常に薄いためそこを補えるものは優先的に採用したいところです。その他ドラグニティだけだと採用しづらいフリーチェーンの妨害や対象を取らない除去などは魅力的です。

(ここまでテンプレ)

 

それを前提にドラゴンメイドをドラグニティに採用する場合以下のような点が魅力となる。

  1. 「ドラゴンメイド・シュトラール」によるモンスター・魔法・罠に対する広範囲のカウンター能力と後続確保能力
  2. 特殊召喚からバウンスというロスの少ない方法による長期的に見てアドバンテージを稼ぎ続けられる継戦能力
  3. 「ドラゴンメイドのお片付け」による汎用的な罠による妨害
  4. かわいい

 

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「ドラゴンメイド・シュトラール」はモンスター効果・魔法・罠と広範囲に対して対策ができ、特にドラグニティでは穴になりやすい魔法罠に対策ができる点は高評価。

さらに後続を墓地から特殊召喚でき、下級ドラゴンメイドはそれを起点にアドバンテージを伸ばせる。放置されればさらにアドバンテージを増やせるので対処を強要できる。相手スタンバイフェイズにまず使えるので少なくとも1体の後続を呼べ、安定感も高い。

このように高い妨害性能と後続確保能力を持ちながらドラグニティでは高レベルモンスターを確保しやすいこともあり、各種聖刻から「ドラゴンメイド・パルラ」「ドラゴンメイド・チェイム」から「ドラゴンメイドのお召し替え」にアクセスすれば出すことができる。ドラグニティにおいては下級ドラゴンメイドは非常にアクセスしやすく展開は非常に簡単。

 

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下級ドラゴンメイドは特殊召喚時にアドバンテージを取り、さらにバトルフェイズの効果を使って打点補助をしながら実質的に墓地の上級ドラゴンメイドをサルベージでき、さらにフィールドから手札に戻すことで各種ドラゴンメイドサポートを回収したり効果を発揮したりできるわけで、長期的に見てかなりのアドバンテージを安定的に稼ぎ続けられる。

最小限のスロットで考えても、「ドラゴンメイド・シュトラール」から下級ドラゴンメイドを蘇生し特殊召喚時の効果、バトルフェイズに上級ドラゴンメイドになって戻って「ドラゴンメイドのお召し替え」を手札に戻してそれらで融合、という挙動を維持しやすいというのは素晴らしい。

ギザームのように効果を無効にして特殊召喚するカードも出した下級ドラゴンメイドをバウンスすることでよりアドバンテージと展開パターンを増やせる。

 

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ドラグニティはヴォイドによるカウンターこそあるものの、逆にモンスターへの対抗手段はモンスターに依存しているためモンスター効果耐性のあるカードには弱いことがある。そこで伏せから妨害を構えられるというのはその隙を埋めることができる。

さらにこれも後続確保能力を併せ持っており除去として採用できるカードとしては汎用性が高い。

このカードに限らないが、コストとして自分ドラゴン族をバウンスすることは独自の魅力があり、疾風のドラグニティなどに繋ぐこともできるのでそれを意識した構築も面白いかもしれない。

 

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そしてなによりもドラグニティにはないかわいいという要素を取り込めるのは非常に有能。

ドラグニティは下級ドラゴンへのアクセスが非常に容易なので、「ドラゴンメイド・パルラ」「ドラゴンメイド・ルフト」「ドラゴンメイドのお召し替え」「ドラゴンメイド・シュトラール」「ドラゴンメイド・ハスキー」の5枚で最低限の挙動が可能。これらは全て墓地から挙動するためドラゴンメイドカード全てにアクセスできる「ドラゴンメイド・パルラ」が有能で、上級としては手札効果が単独で効果的な「ドラゴンメイド・ルフト」が優先される。これらは風属性ドラゴン族という点でもドラグニティとシナジーがありバランスがいい。

このルートの例で言うと15.から以下のように展開できる。

  1. ガジャルグの効果でクーゼやファランクスを墓地に送る
  2. 「聖刻龍王-アトゥムス」と「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」で「天球の聖刻印」を出す
  3. 「輪廻竜サンサーラ」でミスティルをサルベージして「天球の聖刻印」をリリースしアドバンス召喚ファランクスかクーゼを装備
  4. 「天球の聖刻印」で「ドラゴンメイド・パルラ」を特殊召喚し「ドラゴンメイドのお召し替え」を墓地に送る
  5. ファランクスかクーゼを特殊召喚
  6. 「ドラゴンメイド・パルラ」を手札に戻し「ドラゴンメイドのお召し替え」を手札に戻す
  7. ミスティルと合わせて「ドラゴンメイド・シュトラール」を融合
  8. 残ったガジャルグ等で2枚めの「天球の聖刻印」やアラドヴァル、「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」を出す

シンプルに2妨害を構えられ、次の相手ターンスタンバイフェイズに「ドラゴンメイド・シュトラール」で「ドラゴンメイド・パルラ」を出すことで「ドラゴンメイド・ルフト」を墓地に送りバトルフェイズに変身する準備も整う。

ドラゴンメイド成分を増やす場合は、下級なら純粋にアドバンテージを稼げる「ドラゴンメイド・チェイム」、上級では戦術にバリエーションを持たせられる「ドラゴンメイド・フルス」、サポートでは上述の「ドラゴンメイドのお片付け」の他、手札から後続展開を狙える「ドラゴンメイドのお心づくし」、墓地回収を狙える「ドラゴンメイドのお出迎え」、場を開けながらアドバンテージを取れたり伏せなどに触れる「ドラゴンメイド・リラクゼーション」も面白い。先の通り下級ドラゴンメイドへのアクセスは容易なため枚数を増やす場合は魔法罠を優先したい。

上級ドラゴンメイドはレベル10ドラグニティナイトの素材も狙えて親和性が高く趣味と実用性を兼ね備えた組み合わせを期待できる。

ドラグニティから見たヴァレット

※これはドラグニティのことしか考えてない生き物の偏見の塊を記事にしたものです。

 

これはドラグニティに他のテーマをタッチ、複合させる際の参考にするための記事です。基本的にはドラグニティを主体として、その戦法の拡張となるかどうかを考えています。

ドラグニティは結構な展開力を持ち、2〜3ターンに限れば後続も補充しやすいテーマではあるものの、一連の展開が終わった後ではデッキ内の選択肢は大きく削れており継戦能力は弱いというのが使ってる身からの感想です。また、ヴォイドで対応はできるものの、魔法罠への対策が非常に薄いためそこを補えるものは優先的に採用したいところです。その他ドラグニティだけだと採用しづらいフリーチェーンの妨害や対象を取らない除去などは魅力的です。

 

それを前提としてドラグニティにヴァレット・ヴァレルを採用することの魅力を考えた時に挙げられるのは以下の要素になります

  1. 「ヴァレルエンド・ドラゴン」という強力な耐性・フリーチェーン妨害・デッキを消耗しない後続確保能力持ちを採用可能である点。
  2. 各種ヴァレットによる多種多様な除去効果
  3. 「リボルブート・セクター」によるデッキを消耗しない返しの展開能力

 

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事実上汎用カードとして好きに採用できるリンク4ヴァレルや「ヴァレルロード・S・ドラゴン」と違い「ヴァレルエンド・ドラゴン」は墓地にヴァレットを要求する分「永続的なフリーチェーンのモンスター効果無効」という超強力な妨害能力を持っており、そのためだけにヴァレットをタッチすることは選択肢となる。下級ヴァレットであればガジャルグで墓地に落とすことも簡単。「天球の聖刻印」などから展開してそのまま素材にするのもいい。一方で墓地にヴァレットがいない状態では無効効果を適用することもできないため蘇生したヴァレットの使い道は常に必要。リンク4ヴァレルを並べることで除去能力を誘発することも検討できる。

 

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また、複数種のヴァレットを多めに採用することでヴァレット共通の除去能力と破壊時の後続確保能力を活かし、そのための初動をドラグニティで確保することもできる。この場合、対象を取らずに墓地送りができる「マグナヴァレット・ドラゴン」、魔法罠に触れる「オートヴァレット・ドラゴン」、エクストラデッキに直接干渉できる「シルバーヴァレット・ドラゴン」などを優先的に、多めのヴァレット採用が望ましい。「アブソルーター・ドラゴン」などヴァレットのサポートも採用し、それぞれ独立しても動ける構築にするのが良いだろうか。

 

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そして「リボルブート・セクター」で墓地に溜まったヴァレットを召喚権を使わずかつデッキのリソースを消費せずに反撃の展開の起点なり、ドラグニティの継戦能力を大幅に補うことができる。「ストライカー・ドラゴン」は簡単に展開できるサーチは非常に容易。相手の展開に依存する点だけは扱いが難しいが、とりあえずアドバンテージが稼げるのでエクストラとメインに余裕があれば採用したい組み合わせ。

 

採用するヴァレットを「ヴァレット・トレーサー」にした場合はデッキから下級ヴァレットを出して追加展開ができるのはもちろん、バルーチャのシンクロ素材としても有能で後続の展開が非常に容易となる。

また、次のパック「BURST OF DESTINY」では追加が来るということでそれらのカードによる間接的強化も期待できる。すでに効果が出ている「デュアルウィール・ドラゴン」は竜の渓谷を経由して融合・儀式にアクセスでき、「ヴァレルロード・R・ドラゴン」などは儀式召喚せずともサルベージのついでに手札で腐った任意のカードを墓地に送ったりできる。